ドライバー ドリルに関する安全上の注意事項
- 見えない箇所にある配線に接触するおそれのある場所で作業する場合には、絶縁されているグリップ面で電動工具を保持してください。 電気が流れている配線を切断してしまうと、電動工具の露出した金属部分に電気が流れ、作業者が感電するおそれがあります。
- 見えない箇所にあるライフラインを探査できる適切な探査機を使用するか、または地域の水道・電気・ガス会社にご相談ください。電線と接触すると、火災や感電につながるおそれがあります。ガス管が損傷していると、爆発するおそれがあります。また、水道管から水漏れがあると、物的損傷につながるおそれがあります。
- 電動工具をしっかり支えてください。ネジを締めたり緩めたりする際、瞬間的に大きな反動が生じる場合があります。
- ワークを固定してください。クランピング取付け具や万力で固定したワークは、手で保持するよりも確実に位置を保つことができます。
- 電動工具の動きが完全に止まってから、電動工具を片付けてください。先端工具が引っかかり、電動工具を制御できなくなるおそれがあります。
- バッテリーが損傷していたり、バッテリーを不適切に使用すると、煙が発生する可能性があります。さらにバッテリーが発火したり、爆発したりするおそれがあります。その場合には新鮮な空気を取り入れ、不快感がある場合には医師の診断を受けてください。煙が気道を刺激する可能性があります。
- バッテリーを改造したり分解しないでください。ショートにつながるおそれがあります。
- 釘やドライバーなどの先の尖った物体により、または外的な力を加えるとバッテリーが損傷することがあります。これによって内部ショートが生じたり、バッテリーが燃焼・発煙・爆発・過熱するおそれがあります。
- バッテリーはボッシュの製品でのみ使用してください。 組み合わせてご使用になる場合に限り、バッテリーは危険な過負荷から保護されます。
長時間当たる直射日光、火、汚れ、水や湿度から保護し、バッテリーを熱から守ってください。爆発やショートにつながるおそれがあります。 |
- 先端工具が動かなくなってしまった時は、すぐに電動工具をオフにしてください。キックバックの反動で生じる力に備えられるようにしてください。電動工具に過負荷がかかったり、加工する材料で目詰まりが生じると、先端工具が動かなくなることがあります。
紙やすりがけ、鋸引き、研磨/研削、穴あけ、および同様の活動で発生する塵埃は、発癌性、生殖異常、または遺伝への影響をもたらすことがあります。この塵埃に含まれる物質のうちのいくつかは、
鉛含有塗料/ニス中の鉛、屋根瓦やセメントの中の、その他の左官作業中に出る結晶性のシリカ、化学処理済木材中の砒素およびクロム酸塩があります。発病のリスクは、それらの物質にさらされる頻度に左右されます。危険を低下させるために、必ず適切な保護装備を着用し、十分に換気された空間で作業してください(例えば、微小な粉じんもろ過できる特殊構造の呼気保護装置を使用)。
- 誤ってスイッチがオンになることを防止してください。バッテリーをセットする前にオン/オフスイッチがオフ位置に来ていることを確認してください。 指をオン/オフスイッチにかけて電動工具を運んだり、電動工具をオンにしたままバッテリーをセットすると事故の原因になることがあります。
- 必ず正常な、磨耗していない先端工具をご使用ください。 壊れた先端工具は折れたり、怪我や物損の原因になることがあります。
- 先端工具を装着する際、先端工具差込部に堅くまっていることを確認してください。工具がツールホルダーに堅くはまっていないと、緩んでしまったり、制御不能になるおそれがあります。
- 長尺のネジ/ボルトをねじ込むときは注意してください。ネジ/ボルトのタイプや使用する先端工具によっては滑り落ちる危険が生じます。 長尺のネジ/ボルトは制御できなくなることがよくあり、ねじ込む際に滑り落ちたり、怪我をする危険が生じます。
- 電動工具のスイッチをオンにする前に回転方向の設定にご注意ください。 例えばネジ/ボルトを緩めようとしているにもかかわらず、回転方向がそれをねじ込むようになっていると、電動工具が制御不能の動きをするようになることがよくあります。
- 本製品を電気ドリルとして使用しないでください。カットアウトクラッチを備えた電動工具は、穴あけには不向きです。自動的かつ警告なくクラッチが切れることがあります。